道具の考え方
野菜づくりなどの農作業や庭での園芸作業で必要な道具です。
人から、どの道具がいいのか聞かれることがありますが、道具の選択は人それぞれで、ひとことで言う事は難しいと感じます。その人の目的や利用頻度によって最適な道具が変わってくるからです。
たとえば、年に数回程度しかその道具を使うことがないような方は、今回紹介している道具より安いもので揃えていいかもしれません。でも、長時間使う道具、それも時間が長くなればなるほど、高くても良いものを選ぶ方が良いと個人的に思います。また、古くから販売され続けているロングセラーの道具は確実にその理由があると思います。
良い道具を選択することで、作業効率が良くなって疲れを軽減されたり、目的の機能や能力を確実に発揮してくれます。それによって、安い廉価品との差額分の価値を取り戻してくれます。さらに、道具に愛着を持って、丁寧にメンテナンスしながら道具を大切に使い続けることは、使い捨てよりも環境に負荷をかけることはありません。
時々、道具にこだわりすぎて、道具を買い続けることが目的になってしまっているような方が身近にいますが、それは本末転倒だと思っています。一度、その道具を選んだならば、浮気せずにそれを使い続けてあげることも大事なことではないかと思います。
道具が必要になる場面
道具が必要となる作業場面は、主に「除草」、「土作り」、「種まき」、「育苗」、「剪定」、「収穫」、「後片付け」です。今回は全体的にあらゆる場面で必要となる道具をピックアップしています。
道具の機能としては、「切る」「掘る」「耕す」「まく」が基本で、それ以外に特殊機能を持った「その他」の5種類に分類してみました。
切る道具リスト
クラフトバサミ
クラフトバサミは、結束バンドやヒモを切ったり、枝(直径4~5mm程度まで)や葉を切ったり色々な場面で活躍します。
クラフトバサミよりも太い枝を剪定する必要がある時や1回の作業で繰り返し剪定する必要がある時は、剪定バサミの使用をおすすめします。バネが付いているので、圧倒的にラクです。
鋸鎌
草刈りから、収穫に使える万能です。
園芸用ノコギリ
生木の剪定が必要な方は、これが良いです。木工用のノコギリは使わない方が良いです。
掘る・耕す道具リスト
移植ゴテ
移植ゴテは、かなり利用します。苗の植え付け・植え替え、土入れ、除草、中耕などに使える万能道具のひとつです。
山刀
これは掘るだけでなく、切ることもできる道具です。その中でも、仁作山刀は驚くほどの切れ味なので、アウトドアナイフとしても使えます。個人的に、造形と刃の輝きが非常に美しいので、ついつい持ち歩きたくなります。
園芸用ショベル
ショベルは多くあります。軽くて丈夫なものが良いです。
クワ(平鍬・三つ鍬)
畑を耕す時には必須の「クワ」です。土を耕すクワと畝を作るクワの2種類ありますが、とりあえず平鍬(ヒラグワ)一本あると便利です。
自分は、硬い土を砕くときはこちらの三つ鍬を使うことが多いです。
まく道具リスト
まく道具として、水をまくジョウロが最初に挙げられます。量販店で多く売られているプラスチックのものは外では紫外線のために劣化して壊れやすいです。少し高くなりますが、ステンレス、メッキ加工されたスチール、ブリキ製のものを選んだ方が無難です。
散水ジョーロ
少し持ちにくくてハスがないので、ただ水を入れるだけになってしまいますが、IKEAに比較的安価なものが売っています。
その他道具リスト
特殊な道具です。単一の機能に特化した道具は、草取り専用のものが多いです。
草取鋸鎌
T型草取り鎌
土に刺して根元から取ることや、地面を這う草を取るときに威力を発揮します。
三角ガマ
草取り以外にも、土をならしたり、ほぐしたり使えます。
三角ホー
腰をかがまずに草取りなどができるので便利です。特に、草の芽が出て日が浅い小さな草取りの時に、これで一気に削っていくのがラクです。
銅スコップ
草取りに使うことはあまりないですが、変わり種の高価な道具です。ただでさえ高価だったのが、円安・資源高でさらに高くなっている印象です。これだと病害虫を寄せ付けなくなる、ということで利用している方がいます。
モスキートヘッドネット
虫よけです。
今回、紹介した道具以外にも、使う道具はたくさんあります。別の機会で随時紹介していきたいと思います。

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