ゼノアの歴史
農家の人だったら、何かしら接点のある会社のゼノア。110年の歴史の中で、幾度も会社名が変わっています。
ゼノアの沿革
- 1910年 東京瓦斯工業株式会社として、ガス器具を製造。戦時中は軍用航空機用エンジンを製造。
- 1939年 航空機部門が独立し、日立航空機株式会社を設立。
- 1953年 富士自動車株式会社と社名を改め、フジキャビン、バイクエンジンやターレットトラック(荷物用の運搬車)を生産。
- 1973年 ゼノア株式会社に改名し、建設機械や農業用エンジンの分野に進出。
- 1979年 コマツゼノア株式会社として業界最軽量小型チェンソーやハンマナイフモア、大型チッパシュレッダを発表。
- 2007年 ハスクバーナと合併。
東京瓦斯工業→富士自動車→コマツゼノア →ハスクバーナ・ゼノアと、戦時中は軍事用エンジンを作っていた会社も、気がついたらコマツ製作所傘下から、スウェーデン資本の会社=ハスクバーナ100%子会社になっていたのでした。
(三菱農機もインドの会社と提携して三菱マヒンドラという社名に変わっていたりします。国内農業企業も外資系企業の影響で再編されていくかもしれません)
ハスクバーナはチェーンソーの会社として有名です。Wikipediaを見てみたら、別会社でミシンを出しているようです。バイクも出していたのですが、今はブランド名だけ残って、ハスクバーナの経営ではないようです。元々ハスクバーナという会社は銃製造から始まったようですが、それもすでに終了しているようです。
YouTubeにあがっているゼノアの歴史動画を見ると、経営的に苦難の歴史と言えるかもしれません。
そうしたゼノアの経営危機を救ったとされる商品のひとつが、業界最軽量小型チェンソー「こがる」になります。これを使われている果樹農家の方は多かったです。
ゼノアのこれから
ただ、これもバッテリー充電式電動タイプの普及によって、エンジンチェーンソーは徐々に使う人が減っている印象です。エンジン型小型チェーンソーの先行きは非常に厳しいものがあります。当然、ハスクバーナはバッテリー充電式電動タイプも出しているので、ゼノアもそれに対応したものを出してくるでしょう。
ちなみに、海外の国によっては、ゼノアではなく、「RedMax」というブランド名を使っているようです。
我が家は、刈払機でゼノアはお世話になっています。ゼノアの刈払機は、5年くらいになりますが、今のところ故障せずに快調に動いています。
刈払機も、近いうちに充電式に置き換わっていくことは間違いないでしょう。
まだ、それでも電動タイプは夏場の暑い時に動かなかったり(エンジンは動く)、まだ、重量の面でエンジン式は優位であります。その一方、充電式の方が起動が早い、整備が楽(=故障が少ないはず・・・)、音が小さいという特徴があり、それらは非常に魅力的です。
当たり前ですが、ゼノアも他の農機具メーカーと同じく「電動化への対応」というのが重要なことになりつつあります。
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